『財界にいがた』2024年7月号では、大学入試に関する興味深い記事が掲載されています。
『どこよりも詳しい「誌上・進路講演」』と見出しの付いた記事には、
“希望する大学に進学するために必要なものは何か?”
“なぜ、本県受験生は国公立大狙いが多いのか”
といった内容が説明され、県内高校・中等教育学校からの回答とともに解説されています。
そうした記事を通じて、「なるほど…」と思ったり「確かにそうだよな…」と感じたりして、
私自身も大学受験に関する知識をアップデートすることとなりました。
中でも、ある私立高校の先生からの回答には、特に共感できるものがありました。
「ガツガツ勉強してより上位の大学を目指そうという上昇志向の生徒が減少してきている…」
つまり、ソコソコ勉強してソコソコの大学に入れればよし、とする学生が増えていると言うのです。
ここ数年、私自身も塾での指導を通じて、同様なことを感じていました。
そしてこのことは、高校入試を目指す中3生にも共通して言えるようです。
昨年度、Forestでも、せっかく十分な実力があるのに「私はこの高校でいいです…」と、
もったいないことにランクを落として受験する生徒さんが複数いました。
そうした時代なのかも知れません。豊かな社会になったからなのかもしれません。
ですが個人的には、高校生や中学生たちにはもっと上昇志向を持ってもらいたい。
現状に甘んじることなく、チャレンジする気持ちを持ってもらいたい。
そして受験生には、1ランク上を目指す気持ちで、この夏を頑張ってもらいたい。
ガツガツ上を狙っていくくらいでなければ、成績アップも望めませんよ!