2022越後妻有 大地の芸術祭へ

今年2022年は『越後妻有 台地の芸術祭』が開催されています。
コロナ禍で1年延期となっていたため、4年ぶりの開催となりました。
8月7日(日)および8月14日(月)の2日間にわたり、私も訪問してきました。

まずは8月7日(日)、十日町市松代にあります『農舞台』へ。
関越道・越後川口インターから下道を走行し、およそ50分。
ほくほく線「まつだい駅」のすぐそばに施設がありました。

『農舞台』施設内の作品を見学した後、「里山食堂」にてランチ。
ガラス張りの窓とテーブルがステキなビュッフェスタイルのレストランで、
越後妻有の滋味溢れる郷土料理を楽しみました。

そのあと、私の中でのメインイベント「松代城」へ。
能舞台の施設から屋外へ出て、奥にある山の上にお城があります。

車で林道を登り専用駐車場に車を止め、そこから坂道を徒歩で15分ほど。
かなり蒸し暑い日で、着ていたTシャツが汗まみれとなった頃に到着。

待望のエストル・ストッカー作『憧れの眺望』にようやく出会えました。
宙に浮かぶ、幾何学模様の不思議な物体を、静かにじっくりと堪能しました。


2日目はお盆休みの8月14日(月)、『越後妻有里山現代美術館MonET』へ。

関越道・越後川口インターで降り、R117を走行しおよそ30分で到着。
道の駅「クロステン十日町」建物のすぐ隣にあります。

この美術館は過去にも訪問し、すでに目にしたことのある作品がいくつもありましたが、
今回特に印象に残ったのは、ロシアの作家エカテリーナ・ムロムツェワによる展覧会
「Women in black/戦争に反対して黒衣を着る女性たち」でした。

そこには、勇気を持ってウクライナ侵攻に抗議する、強い思いがこめられていました。

またこの日は、中谷芙二子の霧の作品を舞台に、プロダンサー田中泯が踊る「場踊り」が開催。
霧の向こうにうごめく、アートで前衛的なダンスに眼を驚かせました。