10月18日(日)、湯沢町にあります「大源太山」に登ってきました。
大源太山は標高1598m。新潟県と群馬県にまたがる谷川連峰の一角です。
今年、新潟県では「クマ出没特別警報」が出されるほどに被害が相次いでいます。
そのため、警戒しながら6時40分に登山口駐車場に到着しましたが、
10台ほどある駐車スペースはすでに満車。さらに後方から次々に車が到着するほど盛況でした。
「これなら安心して登山できそうですね…」
6時55分に登山口を出発。沢を1つ渡渉後「謙信ゆかりの道」に入り、
いよいよ長くて展望の利かない急登が始まりました。
大汗を掻きながら1時間半ほど登り続け、最初のピーク「シシゴヤノ頭」に到着。
一気に周囲の展望が開け、紅葉に赤く染まった谷川連峰の山々が見渡せました。
「いや~、何度見てもスバラシイ展望です…」
そこからは広々とした稜線歩き。赤、黄色、オレンジといった色彩の洪水が
そこここに溢れ、まるで天国を歩いているかのような雰囲気でした。
シシゴヤノ頭から「七ツ小屋山」まで縦走し、そこでお待ちかねのランチ♪
山頂からの大展望を眺めながら、数人の登山者たちと会話を楽しみました。
11時すぎに七ツ小屋山を後にして、クライマックスの「大源太山」へ向かいます。
大源太山は「上越のマッターホルン」という異名を持つピラミダルな鋭鋒です。
そのすばらしい山容から、他県から登りに来る登山者も多くいます。
七ツ小屋山から大源太山へと続く稜線でも、すばらしい紅葉に出会えました。
緊張しながら鎖場を越え、12時24分「大源太山」に到着。
標高1598mの狭い山頂では、多くの登山者たちが眼下に広がる展望を楽しんでいました。
「コンニチハ!いい秋晴れになりましたね…」
その後は、急斜面の弥助尾根を慎重に下り、14時25分に無事に下山終了。
紅葉最盛期を迎えた秋山を、思いっきり満喫した1日となりました(^^)/