最近のニュースで、新潟県内の中高一貫校である中等教育学校について大きく取り上げられました。
「定員割れ」が続く佐渡中等と津南中等の2校について募集停止を検討したものの、
地元自治体や県議会が強く反発。両校とも当面は存続させることになったとのことでした。
2020年度入試の受験者数は、津南は定員80名に対し44人、佐渡は定員40名に対し26人。
両校とも0.6倍ほどにとどまっています。こうした話が出てしまうのも、
避けられないことなのかも知れません。
ただ、もし募集停止となれば受験する生徒たちの選択の幅も狭くなります。中には大学進学を
希望していても地元に進学校が無く、あきらめざるを得ない人が出てくるかも知れません。
それは子供たちの夢を壊すようで、とても残念なことです。
一方、地元「燕中等教育学校」の場合はどうでしょう?
募集定員80名に対してここ数年の倍率を見てみますと、
●2018年度・・・1.07倍
●2019年度・・・1.03倍
●2020年度・・・0.98倍
となっており、1.0倍前後で推移。一定の入試倍率を保ち、人気があることを示しています。
当面、燕中等は存続についての議論がなされる心配はなさそうです。
わが個別指導Forestにも燕中等の生徒さんは何人か在籍しています。
どの生徒さんも大学進学を目指し、将来への夢を持ち、一生懸命に勉強に打ち込んでいます。
そうした姿を目にすると、私自身もつい指導に熱が入ってしまいます(^^)/