春の越後駒ヶ岳に登る(^^)/

入試が終わり、新学期が始まり、そしてゴールデンウィークを迎えました。
この頃になると、ようやく塾のほうも一段落つきます。
そうした中、5月5日(日)に越後駒ヶ岳に登山に行ってきました。

奥只見シルバーラインの長いトンネルを抜け、銀山平に到着。
支度を整えて、7時00分に登山開始。まずは車道歩きで登山口に向かいます。

まだまだ車道脇には残雪が残り、ようやくフキノトウが出始めていました。


1時間ほど歩いて登山口を通過。ここからしばらくは急登が続きます。
汗を吹き出しながら、咲き始めたタムシバやイワウチワなどを横目に登り続け、
9時30分、1つめのピーク『道行山』に到着しました。

ここからは雪道が続くため、アイゼン装着。小屋泊をした登山者が早くも下山してきます。
「こんにちは!危険なクラックはありませんでしたか…?」
挨拶したり道の状況を聞いたりしながら、次のピーク『小倉山』に10時15分に到着。

小倉山からは、残雪のゼブラ模様をした越後駒ヶ岳の姿が、大迫力で眼前に迫ります。
もう何度も目にしてきた風景ですが、いつも感動を与えてくれます(^^)
「やっぱり何度見てもすばらしく、そして美しいです…」

【*写真 ゼブラ模様の越後駒ヶ岳】

小倉山から先は、前駒そして駒ノ小屋までずっと急斜面が続きます。
滑落に警戒しつつ消耗も激しい、本ルート最大の難所と言える区間です。
アイゼンの爪を利かせ、慎重に足を運びながら、11時50分に『駒ノ小屋』を無事通過。

そして12時10分、ついに『越後駒ヶ岳』山頂に到着。標高2003m。

雲1つ無いすばらしい青空の下、谷川連峰から尾瀬、そして南会津に至るまで、
白と黒のコントラストをなす残雪の山々が、延々と果てしなく続いていました。


大展望の中でラーメンをいただきながら、川崎市から来た男性と会話を楽しみました。
ふだんの生活ではとうてい会うことのない人と、こうして会話を交わすことも、
登山の楽しみの1つなのです。

その後、山菜を採りながらゆっくり下り、17時00分に下山終了となりました。