以前にもチラッとご紹介しましたが、今年度は国公立大・医学部を狙う受験生がおります。
センター試験後、2次試験対策として『医学部攻略の数学』という問題集を用い、
現役合格を果たすべく、毎週のように指導を行っております!
内容を見ますと、もちろん手強い問題が目白押し。目次を見ますと、
「ニュートン法」「凸不等式」「エントロピー」
など、教科書や通常の問題集ではあまり目にすることのないタイトルがずらり。
初見では、とうてい解けないような難しい問題ばかりです。
医学部合格には、こうした難問に慣れるまで「繰り返し」が出来るかどうかがカギとなります。
毎回、家で問題を進めてきてもらい、塾では疑問点を解決する場となっています。
とは言え、質問内容もその場ですぐに答えられないものばかり。
「この関数の対称性は、なぜ θ±π の代入で証明できるのですか?」
「この媒介変数の問題を複素数平面を利用して解いた場合、変域がうまく求められません。どの関係に着目したらいいですか?」
高校数学の指導を20年以上行っている私でも、なかなか即答はできません。
彼から出た質問内容をオレンジの付箋に書き並べ、私の仕事以外の時間を使って考えます。
ときには、自宅に持ち帰って、お風呂や布団の中で頭を悩ましたりもしました。
そして週に数回ある授業にて1つ1つ解決していく。そんな日々が続きました。
そうした手強い問題集も1回目が終わり、今では反復練習に突入。
医学部入試で特有の出題形式に慣れ、解法のマスターを目標に邁進しています。
N君、医学部現役合格を目指して、ガンバレ-(>_<)/